ハテナソン hatenathon

こんにちは、当ブログ作成者のサトーケニチこと佐藤賢一です。ハテナソンは、一人一人の発想が尊重され、かつ民主的なルールのもとで質問をつくる取り組み、ワークショップなどのことを意味する造語です。人と人とがむすびつき、あらゆる場での学びがより豊かになること、そして人生がより豊かになることがハテナソンをおこなう目的です。このブログはさまざまな場で行っているハテナソンの方法や内容を記録し、好奇心・関心のあるひとの間で共有・情報交換することができればという願いをもち開設しました。よろしくお願いいたします!

ハテナソンとは何ですか? 2016/03/06 大学コンソーシアム京都FDフォーラム第1分科会にて(その6)

 以下に箇条書きで示すのは、参加者アンケートの自由記述欄におけるハテナソン(質問づくりワークショップ)に関する記述を抜粋したものです。参加者は大学教職員を大部分として90名超ありました。質問づくりという、おそらくほとんどの参加者の皆さんにとって予想や想定のない取組みをぶっつけ本番でおこなったのですが、反応はおおむね良好でした(参加者みなさんの、新しいことや、不確かなことへの対応力や柔軟性、寛容性が高い、ということでしょう)。今回の取組は、昨年度(2014年度)の同じFDフォーラム分科会の参加者の声に「参加者同士のインタラクションがもっとほしい」というものが多かったことを受けて改善を期したものとしても位置づけていましたので、少しは手応えがあったと言えると思います。そのいっぽうで改善点もたくさん見つかりました。質問づくり以外のことでほとんど話ができなかった、何をすべきかわからなかった、といったコメントもありました。

  • 進行方向(注釈:進行方法のこと?)そのものがFDでした。
  • 内容も進行方法も最高でした。ありがとうございました。
  • 面白かったです。
  • グループワークが良かったです。
  • 内容によっては、やや、かけ足の印象
  • グループWSは、むつかしかったですが、わからないなりにも質問の3つができあがったことが達成感があり、課題を考えるきっかけになった
  • ワークがあるのはよいと思うが、何をすべきなのかが最初わかりにくかった
  • 質問作りというアプローチによって、問題点が整理されました。
  • ワーク形式ならワーク形式と事前にプログラムに記すべき。好まない人もいる。好まない場合もある。
  • 質問づくりの3ステップの必要性があまりよくわかりませんでした。
  • グループワークでは、ポストイットがほしい
  • WSの内容と進め方が理解できなかった。(細分化されすぎて、また質問づくり、ということで話したいことが殆んど話せなかった)

 次回のFDフォーラムにむけて(そうなのです。2016年度も担当することになっており、現在企画準備中です。)、あるいはそれまでにあるであろう様々なハテナソンで、その気付きを活かした改善と発展をモノにしていきたいと思います!

佐藤賢一/サトーケニチ
はてなのはてはみちのみち

(ハテナソンとは何ですか? 2016/03/06 大学コンソーシアム京都FDフォーラム第1分科会にて:おわり)