ハテナソン hatenathon

こんにちは、当ブログ作成者のサトーケニチこと佐藤賢一です。ハテナソンは、一人一人の発想が尊重され、かつ民主的なルールのもとで質問をつくる取り組み、ワークショップなどのことを意味する造語です。人と人とがむすびつき、あらゆる場での学びがより豊かになること、そして人生がより豊かになることがハテナソンをおこなう目的です。このブログはさまざまな場で行っているハテナソンの方法や内容を記録し、好奇心・関心のあるひとの間で共有・情報交換することができればという願いをもち開設しました。よろしくお願いいたします!

カードゲームと質問づくりQFTで遊ぶ、学ぶ持続可能な開発目標SDGs ハテナソン(2 Jan 2018)

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今年最初のハテナソン実施報告します!
■日時・場所
2018/1/2(火)13:10〜15:40
札幌コンファレンスホール ミーティングルームC(定員8)

今回は正月二日に設定してしまい、成立を危ぶんでおりました。三名にお越しいただけたのでまたも掟破りの3名カードゲーム敢行しました汗。富と時間を一人ずつ、そして3人目の方には残りのゴールを全て担って頂くという設定にしてみました。そして、その方のゴールは意思カードがどれでも合計10枚集まれば目標達成ということに。みなさん、ゲームの最初から環境と社会への意識が高く、経済ばっかり活性化しても…という空気の中、それでも経済が伸びることに不思議感ももちつつ、取り組んでいらっしゃいました。前半部で一人だけ(時間)が目標達成したことを受けて、「しかし、そのゆとりある時間を使うにふさわしい世界があるでしょうか?」という問いかけと「他のみなさんも具体的な数値目標の次に書いていることをもう一度見てみましょう」という呼びかけを行いました。やはり中間発表はターニングポイントとなるのですね。後半は3名がお互いのゴールを再三確認し合いながらプロジェクトを慎重に選びながら、世界を作っていきました。残念ながら、3人ゲームの限界だとは思いますが、決定的に時間が足りなくなったのです。しかしながら3人が全て目標達成できたことは素晴らしいと思いました。ご参加のみなさん、ありがとうございました😊
■質問例(すこし編集しています)
・貧困とはどういうことを言うのか?(開いた質問)
・お金がないことが貧困であることの基準か?(閉じた質問)
・達成したかはどのようにしてわかるのか?(開いて質問)
・達成したことを知る基準はありますか?(閉じた質問)