ハテナソン hatenathon

こんにちは、当ブログ作成者のサトーケニチこと佐藤賢一です。ハテナソンは、一人一人の発想が尊重され、かつ民主的なルールのもとで質問をつくる取り組み、ワークショップなどのことを意味する造語です。人と人とがむすびつき、あらゆる場での学びがより豊かになること、そして人生がより豊かになることがハテナソンをおこなう目的です。このブログはさまざまな場で行っているハテナソンの方法や内容を記録し、好奇心・関心のあるひとの間で共有・情報交換することができればという願いをもち開設しました。よろしくお願いいたします!

学生ファシリテータ研修で2030SDGsカードゲーム❗️(11 Jan 2018)

京都産業大学教育支援研究開発センターのF工房(ファシリテーション工房)学生ファシリテータ研修(通称“ファシ勉”)の1プログラムとして、カードゲーム・ワークショップを開催しました。
*日時・場所:2018/1/11(木)16:45〜18:45 京都産業大学15号館内セミナー室(参加者:9名)
京都産業大学の学生ファシリテータとは、(私の理解では)ファシリテーション・スキルとマインドを研修で学んだのちに授業現場やその他の大学内のアクティビティ(オープンキャンパス、入学オリエンテーション等)において教員の活動を補助・支援する活動をおこなう学生のことを言います。今回は同活動の事務組織F工房からの依頼を受けて、学生ファシリテータ研修の1プログラムとして「2030 SDGsカードゲーム・ワークショップの体験」「SDGsとは何か」「佐藤によるファシリテーション(汗)」などを学びの要素とする2時間を設計・運営しました。9チームすべてがゴールインし、かつ世界の状況がレベル10で3つ揃うという、感動的(笑)な世界が出来上がりました。ゲーム後半部の残り2分程度の時点で経済・環境・社会がレベル10でそろい、その後プレーヤー同士が何がしかの交渉を行っている時間がしばらく続きました。そして残り1分を切ったところでプレーヤーの間で歓声と拍手が起こりました。どうしたのかな、と思ったのですが、このときがプレーヤー全員ゴールインした瞬間だったんですね〜(ヤッタ〜笑)。私自身、カードゲームを運営するようになり通算5回目の事例で初めての体験となりました。
 わたしがいつも行っているハテナソン・ワークショップでは、カードゲームで実行したプロジェクトの振り返りとチームワークの振り返りを少し行った後に、質問づくりQFTワークショップをさらに1時間程度行い、対話を深めていきます。今回の研修会では時間が2時間と決まっていたため、代わりにイマココラボの振り返りコンテンツの1つ“風が吹けば桶屋が儲かる”を活用して、参加者からではなくファシリテータ側から幾つかの質問を投げかかけるスタイルで意見交換をおこないました。さらには、ファシリテーション(どのようにしてファシリテーションを学んできたのですか?等)やワークショップ運営全般(どのようなことに重きを置いて運営していますか?等)についてF工房スタッフの大谷さんとの掛け合いでおこなう質疑応答の時間帯もあり、私もいつもと違う学びを学ばせていただけました。F工房の皆さん、このような機会を設けていただきありがとうございました!

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