ハテナソン hatenathon

こんにちは、当ブログ作成者のサトーケニチこと佐藤賢一です。ハテナソンは、一人一人の発想が尊重され、かつ民主的なルールのもとで質問をつくる取り組み、ワークショップなどのことを意味する造語です。人と人とがむすびつき、あらゆる場での学びがより豊かになること、そして人生がより豊かになることがハテナソンをおこなう目的です。このブログはさまざまな場で行っているハテナソンの方法や内容を記録し、好奇心・関心のあるひとの間で共有・情報交換することができればという願いをもち開設しました。よろしくお願いいたします!

質問づくりメソッドQFTに関する研修会@摂南大学(24 Feb 2018)

2月24日(土)に寝屋川市にある摂南大学でSDGs2030カードゲームと質問づくりQFTを使ってのハテナソン・ワークショップが開催されます。よろしければご一緒に〜!
 

カードゲームと質問づくりQFTで遊ぶ、学ぶ持続可能な開発目標SDGs ハテナソン(2 Jan 2018)

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今年最初のハテナソン実施報告します!
■日時・場所
2018/1/2(火)13:10〜15:40
札幌コンファレンスホール ミーティングルームC(定員8)

今回は正月二日に設定してしまい、成立を危ぶんでおりました。三名にお越しいただけたのでまたも掟破りの3名カードゲーム敢行しました汗。富と時間を一人ずつ、そして3人目の方には残りのゴールを全て担って頂くという設定にしてみました。そして、その方のゴールは意思カードがどれでも合計10枚集まれば目標達成ということに。みなさん、ゲームの最初から環境と社会への意識が高く、経済ばっかり活性化しても…という空気の中、それでも経済が伸びることに不思議感ももちつつ、取り組んでいらっしゃいました。前半部で一人だけ(時間)が目標達成したことを受けて、「しかし、そのゆとりある時間を使うにふさわしい世界があるでしょうか?」という問いかけと「他のみなさんも具体的な数値目標の次に書いていることをもう一度見てみましょう」という呼びかけを行いました。やはり中間発表はターニングポイントとなるのですね。後半は3名がお互いのゴールを再三確認し合いながらプロジェクトを慎重に選びながら、世界を作っていきました。残念ながら、3人ゲームの限界だとは思いますが、決定的に時間が足りなくなったのです。しかしながら3人が全て目標達成できたことは素晴らしいと思いました。ご参加のみなさん、ありがとうございました😊
■質問例(すこし編集しています)
・貧困とはどういうことを言うのか?(開いた質問)
・お金がないことが貧困であることの基準か?(閉じた質問)
・達成したかはどのようにしてわかるのか?(開いて質問)
・達成したことを知る基準はありますか?(閉じた質問)

兵庫県立津名高等学校でハテナソン授業を行いました(21 Dec 2017)

今回模擬授業を行うためにはじめて訪れた津名高等学校は、淡路島の津名港を真近に望む小高い丘にあり、感じのいい校舎・キャンパスの高校でした(ゆっくり見ることができず、残念)。ほぼ同数同士の1年生と2年生の混成28名のクラスで50分間、3つのテーマ(アフリカツメガエル をモデルとする発生研究、自らの質問を出発点とする学び、持続可能な開発目標SDGs)を順に、猛スピードでたどる授業を行いました。写真はアフリカツメガエルが研究モデルであると同時に、最近は外来種としての繁殖が話題になっていることをテーマに、生徒さん達が質問づくりをしている様子です。それぞれが作った質問を検討して分類し(開いた質問と閉じた質問)、幾つかの質問の変換(閉じた質問⇄開いた質問)もおこないました。問い・質問は試験などで先生から与えられる場合が多いかもしれないけれど、大学では自分たちで問いを作り、学ぶことが多くなります。試験問題にはあらかじめ用意された答えがあるるのが普通だけれど、質問づくりにはあらかじめ答えがあるわけではないですね。そんな学びを始めよう。みなさん、どうだったかな〜笑 

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開催報告:京都産業大でカードゲームと質問づくりQFTで遊ぶ、学ぶ「持続可能な開発目標SDGs」ハテナソン(29 Nov 2017)

なんかここ数記事の載せ方が、時間の流れと逆ですが・・・

京都産業大学の雄飛館ラーニング・コモンズで11/29(水)、午後5時から持続可能な開発目標(SDGs)カードゲームと質問づくりQFTを組み合わせたハテナソン・ワークショップを開催しました。カードゲーム2回目の実践で、東京での初開催時より5名増えて、教職員と学生が混ざっての計8名にご参加いただきました!参加者が実行する”プロジェクト”により世界(経済・環境・社会)がダイナミックに変化を遂げることを体感するこのゲームでは、参加者が個々にもつ目標を達成すること、そして(2030年の)世界がより良くなることをゴールに設定しています。ゲーム前半では経済が活発化し個人のゴール達成が数名いた一方で、世界の環境と社会に大きな問題が生じていました。しかし後半では持ち直して8人中7名がゴール達成、世界も経済・環境・社会のバランスが大いに改善しました(特に社会状況の改善の伸びが顕著でした)。カードゲーム後に残った5名で1グループとなり、実行したプロジェクトの振り返りと、SDGsのロゴデザインを焦点に質問づくりQFTをおこないました。一人ひとりにとっての大事な質問を探し出し、その意味づけを行うこと、そして互いに考えたことを交わし合うことで、「わたしとSDGs」という自分ごとの視点を掘り下げることができたのではないかと思います。

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開催報告:カードゲームと質問づくりQFTで遊ぶ、学ぶ「持続可能な開発目標SDGs」ハテナソン IN 京都(30 Nov 2017)

2030年の世界のありようを、そして自分たちの価値観と未来像の一致不一致を、参加者によるプロジェクト実行によってシミュレーションするカードゲームと質問づくりQFTを組み合わせてのハテナソン・ワークショップ3回目を一般参加者向けで、京都市下京区ひと・まち交流館にて開催しました(2017年11月30日)。ゲーム前半では経済が大いに活発化しましたが、環境と社会は深刻あるいは壊滅的となりました。特に社会の壊滅状況については「日本においてさえ、学校というものが教育・学びの場として機能していない、荒廃した場となってしまっている」と表現しました。盛り上がった場が静か〜になったりして、相当深刻に受け止めてもらえたかもしれない(言いすぎ?笑)。後半では参加者間での声がよりよく上がるようになり、各所で交渉が行われている様子が見えました。ゲーム終了時には全チームがそれぞれのゴールを達成(皆さんで拍手!)。世界も経済の成長を若干抑制するほどに環境・社会のバランスの改善を具体化させました。今回はついに参加者数も20を超えてチーム数も十分にある中での実施となり、ファシリテーターとしてカードゲームの迫力、求心力を大いに感じることができました。カードゲーム後は実行済みのプロジェクトカードを見ながら、振り返りの観点を幾つか共有しました。そして3〜4名でグループとなり、SDGsのロゴデザインを焦点に質問づくりQFTをおこない、SDGsの自分ごと化に取り組みました。皆さんのご様子を見ながら、質問を出すのはけっこう難しいけれど、思わず笑いが生まれることもあるワークでもある、そんな意外性と創造性がQFTの魅力だなあと思いました。カードゲームとQFTのそれぞれに、面白さや感心してくださっている様子を振り返りのアンケートで多数いただくことができました。
■質問例
・なぜ17個なのか?(よく出ます笑)
・なぜアイコンはこの色なのか?
・達成したか否かはどうやって判断するのか?
・7番の意味とマークは一致していますか?
・わたしが関わるとしたらどこに入口があるのか?
・豊かな世界はどのようなものなものなのか?

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ハテナソン〜問いの立て方を教える方法 @ 探求学習指導セミナー IN 大阪大学(17 Dec 2017)

12月17日(日)、大阪大学共通教育推進機構・実験棟Iサイエンススタジオにて開催された高校教員向けの探求学習指導セミナーで、「問いの立て方を教える方法」というタイトルで2時間のワークショップを実施する機会に恵まれました。受講された皆さんには、持続可能な開発目標SDGsのロゴデザインとその補足説明(10分間程度)をテーマ(質問の焦点)に質問づくりメソッドQFT(Question Formulation Technique)を学習者として体験してもらい、さらにはQFTの設計とファシリテーションについての短いレクチャーを聴講いただきました。今年の3月に東京と京都で開催したダン・ロススタイン氏を迎えてのワークショップおよびトレーニングプログラムで知り合った方との再会、学生時代に住んでいた学生寮のすぐ近くにあった中学校の先生、以前模擬授業をしに行ったことのある高校の先生、さらには何と!私の出身高校からいらっしゃていた先生など、思いがけない出会い・めぐり合わせもあり、とてもエキサイティングでした!本セミナー企画者のお一人として誘ってくださった佐藤浩章先生、ワークショップをご一緒させていただいた井上志音先生をはじめとして、企画運営に関わっていらした皆さんに感謝いたします!

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