ハテナソン hatenathon

こんにちは、当ブログ作成者のサトーケニチこと佐藤賢一です。ハテナソンは、一人一人の発想が尊重され、かつ民主的なルールのもとで質問をつくる取り組み、ワークショップなどのことを意味する造語です。人と人とがむすびつき、あらゆる場での学びがより豊かになること、そして人生がより豊かになることがハテナソンをおこなう目的です。このブログはさまざまな場で行っているハテナソンの方法や内容を記録し、好奇心・関心のあるひとの間で共有・情報交換することができればという願いをもち開設しました。よろしくお願いいたします!

兵庫県立津名高等学校でハテナソン授業を行いました(21 Dec 2017)

今回模擬授業を行うためにはじめて訪れた津名高等学校は、淡路島の津名港を真近に望む小高い丘にあり、感じのいい校舎・キャンパスの高校でした(ゆっくり見ることができず、残念)。ほぼ同数同士の1年生と2年生の混成28名のクラスで50分間、3つのテーマ(アフリカツメガエル をモデルとする発生研究、自らの質問を出発点とする学び、持続可能な開発目標SDGs)を順に、猛スピードでたどる授業を行いました。写真はアフリカツメガエルが研究モデルであると同時に、最近は外来種としての繁殖が話題になっていることをテーマに、生徒さん達が質問づくりをしている様子です。それぞれが作った質問を検討して分類し(開いた質問と閉じた質問)、幾つかの質問の変換(閉じた質問⇄開いた質問)もおこないました。問い・質問は試験などで先生から与えられる場合が多いかもしれないけれど、大学では自分たちで問いを作り、学ぶことが多くなります。試験問題にはあらかじめ用意された答えがあるるのが普通だけれど、質問づくりにはあらかじめ答えがあるわけではないですね。そんな学びを始めよう。みなさん、どうだったかな〜笑 

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