ハテナソン hatenathon

こんにちは、当ブログ作成者のサトーケニチこと佐藤賢一です。ハテナソンは、一人一人の発想が尊重され、かつ民主的なルールのもとで質問をつくる取り組み、ワークショップなどのことを意味する造語です。人と人とがむすびつき、あらゆる場での学びがより豊かになること、そして人生がより豊かになることがハテナソンをおこなう目的です。このブログはさまざまな場で行っているハテナソンの方法や内容を記録し、好奇心・関心のあるひとの間で共有・情報交換することができればという願いをもち開設しました。よろしくお願いいたします!

京都府立山城高等学校でハテナソン授業を行いました(21 Apr 2018)

年度の変わり目の3月下旬から今に至る4週間、毎週1〜2校のペースで高校での授業や研修を実施してきました。本シーズンの締めくくり(?)は4月21日、京都府立山城高等学校でのハテナソン授業です。理科系を選択した2年生のひとクラス38名の生徒さんと「SDGs(持続可能な開発目標)と自分の学びをむすぶ」をテーマに、120分授業を共創しました。SDGsのロゴデザインとにらめっこ?しながらの質問づくりは、どんどん質問が生まれるグループもあれば、1個目が5分経過しても出てこないグループがあるなど、進み行きは様々でした。質問をたくさん作ることを目標にするけれど、数を競っているわけではありません。なかなか質問が出てこなかった場合は「なぜだろう?」と考えてみてください、と声をかけました。後半の質問の分類と変換、さらには2グループが協働しての「大事な質問選び」を行う頃には生徒さんの動きが活発化していました。「わたし」のどんな遊びや学びにも社会や世界との接点があるかもしれない、社会や世界は「あなた」の遊びや学びの中に課題解決への糸口を見出すかもしれない。「自ら問いをもつ」学びを学びながら、2030年やその先の未来を創っていきましょう。(という感じのメッセージを)

f:id:kksateau:20180421143610p:plain