広島県立高陽東高等学校でハテナソン授業と研修をおこないました(12 Jan 2018)
質問づくりメソッドQFTに興味関心をもたれた高陽東高校の先生とつながることができ、1月12日に模擬授業と研修を共にしてきました。50分間の模擬授業では理科系の2年生の生徒さん50数名と図書館スペースでご一緒しました。前半部で、わたしの生命科学研究でのテーマであるアフリカツメガエルの発生のこと、そして最近アフリカツメガエルが野生化していることが話題になっていることを講義し、次に生徒さんたちが講義内容に対する疑問・質問をつくるハテナソン・ワークを駆け足で行いました。これまでの学びは「問題に答える」が中心だったとおもうけれど、これからは「自分(たち)で問いをつくる、自分(たち)でその答えを探す」ことが重要になることを話しました。授業最後には国連が2015年に採択した持続可能な開発目標のことを紹介し、生徒さんが普段おこなっている勉強やその他のいろいろな活動を、このような世界や社会の動きと結びつけて考え、視野を広げていってほしいと伝えました。授業の後は先生方にお集まりいただいての研修会を行い、質問づくりメソッドQFTを設計するにあたっての留意点を共有しました。先生方の多くはQFTの実践や観察のご経験がまだない中で、駆け足の講義の内容を辿るのはなかなか難しかったかも知れないです。今後も何がしかの連携・協力が継続できることを願っています!