ハテナソン体験ワークショップ@2017年度 京都FDer塾 × 大学教育パワーアップセミナー(20 Jan 2018)
1月20日(土)に、京都市駅近くのキャンパスプラザ京都の会議室で「ハテナソン(質問づくりQFTを使った学び場の共創)体験ワークショップ」を開催しました。このイベントは、公益財団法人大学コンソーシアム京都が主催する2017年度京都FDer塾と大学教育パワーアップセミナーの合同企画(http://www.consortium.or.jp/fd/21982)の1分科会としておこなったもので、参加者20名のみなさん、そしてイベント事務局の方々と2時間をご一緒しました。今日の質問づくりの焦点には「持続可能な開発目標SDGs」のロゴデザインを用い、若干のインプットトークののちにQFTワークを4〜5人で作るグループ4つでおこないました。参加者の多くが大学教職員である一方で、高校の先生や滋賀県で環境問題に取り組んでいらっしゃる法人事務局の方など、バラエティに富んだメンバー構成でした。質問だしの後は分類と変換、そしてグループ間でのハイライトを経て、大事な質問をグループ内で3つに絞り込みました。最後に各グループで選ばれた質問の中身とその選定理由を全体で共有しました。以下に記すのはその質問リストです。
・ロゴの色やマークに、どんな意味があるのか?
・ゴールが18ではなく、17であるのはなぜか?
・17の目標に「貧困」「飢餓」「平和と公正」とあるのはなぜか?
・持続可能ってどういう意味?
・17コの中から減らせるもの増やせるものありますか?
・達成なのか、努力なのか?
・不平等をなくすことが良いことなのか?
・貧困をなくすことについて自分達ができることはありますか?
・質の高い教育は教育格差を解決できるの?
・国ごとの現状が異なる中で共通の目標を達成するにはどうしたら良いか?
・18個目を作るとしたら、あなたのグループはどうしますか?
SDGsというテーマ/コンテンツから、どのようなことが学べたでしょうか?そしてハテナソンのプロセスを構成する質問づくりQFTを行うことは、みなさんにとってどのような気づきを得る体験であったでしょうか?この取り組みが新しくてよりよい何かを生み出すきっかけになることを願ってます。参加者の皆さん、そして場をご準備運営いただいた事務局の皆さん、楽しく刺激的な時間を共創いただき、ありがとうございました!イベント後には参加いただいた3名の方と、さらにゆっくりお話しする機会(反省会?笑)にも恵まれました。新しい出会いに感謝、感謝です。