ハテナソン hatenathon

こんにちは、当ブログ作成者のサトーケニチこと佐藤賢一です。ハテナソンは、一人一人の発想が尊重され、かつ民主的なルールのもとで質問をつくる取り組み、ワークショップなどのことを意味する造語です。人と人とがむすびつき、あらゆる場での学びがより豊かになること、そして人生がより豊かになることがハテナソンをおこなう目的です。このブログはさまざまな場で行っているハテナソンの方法や内容を記録し、好奇心・関心のあるひとの間で共有・情報交換することができればという願いをもち開設しました。よろしくお願いいたします!

ご案内:第3回「チームサイエンスの科学の日本での推進 × ハテナソン」IN 京都大学(27 Mar 2018)

本企画について、主催者のチームサイエンスコモンズさんから情報提供いただきました。以下、お知らせいたします。

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みなさん「チームサイエンスの科学(Science of Team Science/SciTS)」という学術分野があるのをご存知ですか?
 「チームサイエンス」とは、チームベースで行われる研究活動のことです。「SciTS」とは、実証的根拠に基づきチームサイエンスに対する研究開発、人材育成、実施支援を行い、チームサイエンスの効果・効率の最大化、科学的・社会的インパクトの解明、アカデミアの構造変容を目指す学際的教育研究分野です。
2006年アメリカでSciTSの言葉がはじめて使われてから、SciTSは「科学の科学」の一分野として急速な発展を遂げました。その研究者は、科学の科学、コミュニケーション学、経営学、心理学、認知科学、公共衛生、患者中心研究、情報科学、図書館科学、コミュニティベースの参加型研究、学際研究、超学際研究、市民科学などの多様な背景を持っています。
 「ハテナソン」とは、課題の解決を言語化・可視化するアイディアソン、解決策を実現・実装するハッカソンの前段階に位置づけられ、課題の探索・発見や特定を主目的とするワークショップです。
 2018年3月27日(火)13:30~18:00の予定で、第3回「チームサイエンスの科学の日本での推進 × ハテナソン」が京都大学付属図書館のラーニングコモンズ(http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/map/12008)で開催されます。アメリカでの取り組みが先行している「チームサイエンスの科学」とはどのような学術分野であるのかについて学び、その日本での推進・振興について質問を創るワークショップ(ハテナソン)とパネルディスカッションの形式で意見交換をおこないます。ご関心のある方は、質問を創り、一緒に考えてみせんか?

第1回SciTS×ハテナソンの開催報告はこちらをご参照さください:https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/60/11/60_824/_pdf/-char/ja
第2回SciTS×ハテナソンから得られた大事な質問リストはこちらをご参照ください:https://researchmap.jp/mubfas5u2-2227140/#_2227140

日時:2018年3 月27日(火)13:30-18:00 ※前半のみまたは後半のみの参加も可能です※
(前半 ワークショップ 13:30-17:20/後半 SciTSの日本推進の未来を語るアワー16:15-17:30)
会場:京都大学付属図書館ラーニングコモンズ(入館時に受付手続き要,)
アクセス:http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/map/12008
定員:40名まで
お申込:申込フォーム(https://form.jst.go.jp/enquetes/SciTS_hatenathon_20180327

参加者の心得:

*予備知識はいりません。*参加者全員を「さん」づけで呼びましょう。

*質問をたくさん出しましょう。*お互いのアイディアに便乗しましょう。

*お申込は早めにしましょう。

SciTSに関する参考資料:
(1)ホリー・J・フォーク‐クレズィンスキ(2012)チームサイエンスのリーダーたちへ:役に立つツールのご紹介,The Academic Executive Brief, 2(2).
(http://jp.elsevier.com/newsletters/aeb/aeb0202jpn.pdf#page=6)
(2)王・松尾・佐藤(2017年10月29日)チームサイエンスの科学に関する動向調査,研究イノベーション学会第32回大会一般講演・京都大学.(https://researchmap.jp/mu22m08lk-2227140/?action=multidatabase_action_main_filedownload&download_flag=1&upload_id=149788&metadata_id=232841

「第3回SciTS×ハテナソン」に関するお問い合わせ先
(国研)科学技術振興機構社会技術研究開発センター 王(ge.wang@jst.go.jp)

「SciTS×ハテナソン」の今後の共催などに関するお問い合わせ先
 王(ge.wang@jst.go.jp);(任意団体)チームサイエンスコモンズ(Team Science Commons/TSC)teamsciencecommons.office@gmail.com